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2022年11月26日 [00:33]   FIFAワールドカップ | スポーツ | WC/カタール2022 

2022WC ブラジル vs セルビア

WC第5日目の第4試合。
グループGの第2試合は、優勝候補筆頭であるブラジルと欧州のセルビア。
初のグループ突破を目指すセルビアにとって、初戦ブラジル相手に結果を出せ宇事ができるのか。
それとも順当にブラジルが勝つのか。

2022 FIFA World Cup QATAR
グループステージ/グループG 第1節 M16
ルサイル・アイコニック・スタジアム/88,103人
ブラジル 2-0 セルビア
(BRA) リシャルリソン(62分、73分)
ブラジルのスタメンは、1 アリソン、2 ダニーロ、3 チアゴ・シウバ、4 マルキーノス、6 アレックス・サンドロ、5 カゼミーロ、7 ルーカス・パケタ、10 ネイマール、11 ラフィーニャ、9 リシャルリソン、20 ヴィニシウス・JRの4-1-2-3。
セルビアのスタメンは、23 ヴァニャ・ミリンコヴィッチ、4 ニコラ・ミレンコヴィッチ、5 ミロス・ベリコビッチ、2 ストラヒニャ・パヴロヴィッチ、14 アンドリヤ・ジヴコヴィッチ、16 サシャ・ルキッチ、8 ネマニャ・グデリ、25 フィリップ・ムラデノヴィッチ、10 ドゥーサン・タディッチ、9 アレクサンダル・ミトロヴィッチ、20 セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチの3-4-3。

ブラジルが勝利
立ち上がりからお互いに球際厳しく高い位置からプレスを仕掛けていく。
両チームとも激しく主導権争いをしながらチャンスを作るなど、展開の目まぐるしい試合の中で、決定機の数に関しては、ブラジルが徐々に上回りだすようになるが、どちらが先に点を取るのか、気の抜けない時間が経過していく。
時間経過とともに徐々にブラジルがペースを握っていって、度々決定機を迎えるが、GKミリンコヴィッチを中心に耐える。
後半に入ってもブラジルが優勢に試合を進める展開に変化はなく、立ち上がり早々には、10番ネイマールへのファールで良い位置でFKをブラジルが得るが、ここは決め切れず。
攻めるもののなかなか決められなかったブラジルだったが、63分、左サイドで10番ネイマールがドリブルでPA内に侵入、足元から一瞬離れたボールを素早く20番ヴィニシウスがシュート、これはGKがセーブするもこぼれ球に対して、DFより半歩早く9番リシャルリソンがシュートにもっていってゴール、ブラジルが先制する。
先制した事でブラジルが無理な攻めをせず、攻撃時も最終ラインの4枚とアンカーのカゼミーロは下がって構える形で、それまでの早い展開から、少し試合を落ち着かせる。すると、セルビアがセットプレーから決定機を作る。
73分、ブラジルが左サイドから20番ヴィシニウスが仕掛けると、そのクロスが少し後ろにきてしまうも9番リシャルリソンがトラップで軽く浮かしておいて、反転しながらのジャンピングボレーを決めてブラジルが追加点を奪う。
その後も、ブラジルがしっかりとゲームを終わらせて、ブラジルが勝利で終わる。

安定した戦い方
立ち上がりからセルビアが思った以上に強く当たってきたため、序盤は少し荒れたような激しい試合展開になって、ブラジルもそこで主導権を奪いたいこともあって、序盤はちょっとハイペースな展開かなとは思いましたが、そこで押し込んだ事で、その後はセルビアが少し落ちてきた所で試合の主導権を握った。
あえて言えば、その展開の中で先制点を奪えなかったことはブラジルにとっては、誤算だったんじゃないかな。
ま、とはいえ、そういう事も想定はしていただろうし、だからこそ、後半も同様に試合を進め、その上で、先制後は、リスクを冒さず、完全に後ろのメンバーは守備にシフトして、無理して攻めあがらない。
そういう危なげないというか、90分間のサッカーをきっちりと計算しているのは、さすがにブラジルだなというところでしょうね。
結果として圧倒的にボールを支配しているわけじゃないが、それでも、シュート数では圧倒していますし、危ないシーンもあまり相手に作らせない。
何というかブラジルらしいというか、セルビア相手に横綱相撲で寄り切った、点差が大きく開いた試合というわけでは無いのですが、力の差がはっきりと出てしまった試合な気がする。

手が出なかった
セルビアは決して弱くなかったというか、序盤のブラジル相手の戦い方を見ていても互角に渡り合えていました。
ただ、徐々に相手に合わせてうまく立ち回って、試合の主導権握って、優勢に試合を進めていくという戦い方というところ、そういう強かさに関しては、本当にブラジルがうまくて、セルビアはうまく自分たちの力をいなされてしまった。
そういう意味でも、力の差以上に手も足も出なくなったというところだろうか。
チャンスは作れていたのだが、何というか、本当に試合を見ていて、ブラジルが先制した後は、セルビアが勝てるイメージが全く浮かばなくなった。
とはいえ、先に書いたように、そこまで力の差があったという風に思えなかったとすると、この後の2試合でセルビアも十分可能性があるようにも思える。
その辺は、ストイコヴィッチ監督の手腕に期待ともいえるかな。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。